こんにちは、ことば協会の佐藤です。

 

前回の投稿から、あっという間の梅雨明けです。

今年は、例年よりも22日も早く明けたのだそうです。

 

ここまで早いと、

もはや「梅雨なんて なかったんじゃないか」とさえ感じます。

 

さて、

私佐藤は 英語の講師を務めているのですが、持っているレッスンの中に

「英語朗読」

という、「名作を英語と日本語 両方で朗読する」ものがあります。

 

 

その英語朗読のレッスンに 先日、1人の男性が体験にいらっしゃいました。

 

 

趣味でそのほかの朗読講座なども ご受講なさったことがあるそうで、

とても優しい 素敵な声をお持ちでした。

 

 

そんな素敵な声をお持ちの方が、作品をお読みになった後

「なんだか しっくりこないのです」

とおっしゃいました。

 

 

私は、すぐにその理由が分かりました。

 

 

その方は、分かりやすく言うと

「演劇」のようにお読みになっていたのです。

 

 

もちろん、演劇が悪いのではありません。

私も、演劇に演者として没頭した時代があり、演じるのも観るのも 変わらず好きです。

 

ただ、演劇には演劇に合う「声の出し方」があり、

また朗読にも それに合う「声の出し方」があると思うのです。

 

 

どんなに魅力的な声を持っていても、

終始 大音量で作品を読んでしまっては 聞き手はその強さに圧倒されてしまいます。

結果、あまり話の中に入れないまま 終わってしまうのです。

 

 

2回目の読みで、私は彼に

「力強さはあるので、弱い所も出して(読んで)みてください」

と伝えました。

 

(次回へ続きます)