敗戦前後の記憶-6 溝口 浩   疎開-1 十九年の暮れに、お爺ちゃんからもらった大分市新川の父の持ち家に疎開したが、当初は東京に比べればのんきなもので、防火訓練などはまったくなしの平和な世界だった。ある日のこ・・・