「2018年6月」の記事一覧

梅雨

松みきの協会だより

梅雨に入りましたね。 関東は、昨日とは うって変わってひんやりとしたお天気です。   さて、梅雨の時期と言いますと 私はふるさとの「熊本」を思い出します。   シトシト雨が降る中、傘をさしてランドセル・・・

敗戦前後の記憶-10

さんぽ道

敗戦前後の記憶-10 溝口 浩 疎開-5   七月十三日の深夜、あたりの騒々しさに眼を覚まして母の指差す方を見ると、大分市の上空が真っ赤に燃え上がっていて、大八車に家財道具を満載した人たちが黙々と通り過ぎていっ・・・

敗戦前後の記憶-9

さんぽ道

敗戦前後の記憶-9 溝口 浩 疎開-4 どこの土地でも新しく来た子はだいたいがいじめられるものだが、「下駄を履いて学校に行くといじめられるよ」と教えてくれる子がいて、同級の子が編んだ藁草履を五十銭で買って、履いて行ったの・・・

敗戦前後の記憶-8

さんぽ道

敗戦前後の記憶-8 溝口 浩 疎開-3 大分市にも近々大空襲があるとの噂が飛んで、更に田舎のわさだ村に移り、農家の一部屋を借りて六月には妹の美佐子が生まれ、私も一年生になっていた。このころ東京に残っていた伯母は、母のお産・・・

敗戦前後の記憶-7

さんぽ道

敗戦前後の記憶-7 溝口 浩 疎開-2 三月十日の東京大空襲を伝える伯母からの手紙は葉書で来た。父とともに東京に残った伯母からの手紙には、当日は寒さで水道が凍りつき消火が出来なかったと、当たり障りの無い話に終始していたが・・・

敗戦前後の記憶-6

さんぽ道

敗戦前後の記憶-6 溝口 浩   疎開-1 十九年の暮れに、お爺ちゃんからもらった大分市新川の父の持ち家に疎開したが、当初は東京に比べればのんきなもので、防火訓練などはまったくなしの平和な世界だった。ある日のこ・・・

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