音楽に支えられた人生―15

園田高弘                                 浅香匤可

演奏者とコンサートホール

戦後の学生時代はコンサートといえば・・・殆んどが日比谷公会堂だったが、その後東京文化会館、やがて近年はアッという間に、オーチャードホール、サントリーホール、芸術劇場、オペラシティ・・・など開設された。

そして数年前のミューザ川崎も・・・。わが街の佐倉でさえ外国のオーケストラを呼ぶコンサートホールが出来ているくらいだ・・・経済も安定、成長し、文化向上の世の中である。

その当時(音楽に夢中になりかけた頃)・・・指揮者は先述したが、バイオリニストでは、巌本真理、諏訪根自子、諏訪昌子の姉妹、(現在 諏訪内昌子という似た名前の有名なバイオリニストがいる)岩淵龍太郎、江藤俊哉、辻久子,  チェロの橘常定。

ピアニストでは可憐な安川加寿子、レオニード・クロイッツアー、原智恵子(後述参照)、松浦豊明、園田高弘・・・そうそう園田高弘・・・といえば我々成蹊の先輩園田高弘を講堂に招いてピアノリサイタルを開催したが,冒頭、生徒のざわつきで気分を損ねてしまい注意を受けた。

曲目は得意のベートーベンのピアノソナタ・月光とショパンのノクターン、ワルツ、バラードなどが1時間に亘って演奏された。

惜しくも近年亡くなっている。

声楽家ではソプラノの伊藤京子、メゾソプラノの佐々木成子、バリトンの中山悌一、そして我社の美容部長だった藤原あきのご主人・藤原義江・・・など。

でも、現在は国際舞台で実績を残している我国の世界的演奏家は数え切れない。

つづく