「2018年3月」の記事一覧 | NPO法人国際朗読ことば協会

節目の時

2018年3月30日

節目の時溝口　浩間もなく八十歳になります。この年齢は傘寿などといわれますが突然雨男になるわけでもありません。なんでも傘の字が中国の崩し字で八と十の組み合わせに見えるからで、鎌倉時代から始まったらしい。七・・・

2018年3月5日

皆さま、こんにちは。この数日で、ダウンコートをお召しになる方が減ってきたなと感じます。少しずつですが、春が近づいていることを教えてくれます。さて、今日は「合同朗読発表会」の・・・

2018年3月23日

草津温泉異聞―7 溝口　浩僥倖高崎駅のホームは東京方面に向かう人で溢れかえっていた。こりゃ大変だと思ったが救いの神が現れた。なんと列車の出口のすぐ前に階段があって「どうぞどうぞ」と口を開けている、僥倖と言わずして何と・・・

2018年3月16日

草津温泉異聞―6 溝口　浩決断と即行車掌が回ってきた。新幹線は動いているという。仮に高崎線が動いていても上野まで2時間近くかかる。まして雪に弱い東京に近づけば動けなくなるかもしれず、動いても3時間はかかるかも。そのう・・・

2018年3月9日

草津温泉異聞―5 溝口　浩高崎駅の混乱長野原草津口駅の待合室にのんびり座っていると容易ならないアナウンスが聞こえてきた。なんでも特急草津は大雪の為高崎駅で運行を取りやめる、そこから先は在来線を使って勝手・・・

2018年3月2日

草津温泉異聞―4 溝口　浩特急草津宿の車で送ってくれたバス停には多少の不安は感じても雪国の特急を信じて、15時43分発の最終便という草津2・4号にさえ乗り込めばなんとか東京までたどり着けると信じた人たち・・・