琉球王国の外交戦略―15

さんぽ道

琉球王国の外交戦略―15 溝口 浩 清国の介入 この間も琉球藩庁は琉球政体維持のための嘆願書を出し続け、廃藩置県への道は開けません。大久保利通もまた西南戦争で琉球問題に係わられずに無駄な月日だけが過ぎて行きました。 明治・・・

琉球王国の外交戦略―14

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琉球王国の外交戦略―14 溝口 浩 黄色い軍艦 琉球藩庁が言を左右にして回答の呈出を引き延ばしている理由の一つに黄色い軍艦を待望する勢力の存在がありました。 黄色い軍艦とは戦闘用の大型木造船で船体に黄色い竜の絵を描き、黄・・・

琉球王国の外交戦略―13

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琉球王国の外交戦略―13 溝口 浩 満座の高官たちは驚き、「この内容は実に重大で即答できかねる、とくと協議の上回答します」と松田に伝え、松田もこれを了承しました。 高官たちは協議の上3日後に摂政伊江王子を首席とした代表が・・・

琉球王国の外交戦略―12

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琉球王国の外交戦略―12 溝口 浩 琉球に大きな文化的影響を与えたものに、福州留学生があります。進貢使が始まってから八年目に明の大祖は福建省の人達を今の那覇市にある久米村に集団移住させました。そして彼らは進貢貿易の実務を・・・

琉球王国の外交戦略―11

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琉球王国の外交戦略―11 溝口 浩 一方福州の残留組は正副使らの一行が北京から帰るまでの百二十日の間に琉球から持ってきた物資を売りさばき、帰国物資を購入します。これには福州官吏を通じて北京の許可が必要なのですが、一般貿易・・・

「朗読ライブの御知らせ  2本」

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  ★協会会員参加の朗読ステージです   9月30日、東京都「千代田区役所ホール」 午後3時45分~4時45分 「ことばの力で元気と癒しを」 朗読セラピーライブ&蔭山武人の英語朗読ステージ開催!! 入・・・

琉球王国の外交戦略―10

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琉球王国の外交戦略―10 溝口 浩   進貢 琉球藩庁が急テンポで変転する国際情勢について情報不足であるとはいえ、清国を親国として思慕するこの藩民感情はどのようにして生まれたのでしょうか。 先に述べたように13・・・

琉球王国の外交戦略―9

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琉球王国の外交戦略―9 溝口 浩   上京した琉球藩王名代たちは内務大丞松田道之から文書を手渡されました。 日本は先ごろ琉球藩民の為に台湾山地族を討伐し、遭難者の家族や生き残りの者に米十石づつを与えた。政府は琉・・・

琉球王国の外交戦略―8

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琉球王国の外交戦略―8 溝口 浩 さて大久保内務卿はかねてから、政府法律顧問ボアソナードに対して、琉球藩の処理策について諮問していたのですが、その答申は次のようなものでした。 日本が琉球に国権を拡張することは国際法上適法・・・

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